こんにちは。いずみクリニック院長の長根亜紀子です。
当クリニックは平成11年の開院以来、南越谷4丁目のマンション2階で診療を行ってきましたが、17年経過し手狭となり心機一転、平成28年11月に南越谷駅北口に引っ越しをしました。
現在、私には10代の娘が二人おります。自らの子育ての最中に、子どものことやそれを取り巻く大人たち、保育や学校教育などを通じて今まで見過ごしてきたいろいろなことに気づかされました。
今までも精神科医として、子育てに悩みを抱えるお母さんたちのサポートをしながら地域活動にも力を入れてきました。しかし、現在の世の中は、子どもにとっても生きづらくなってきており、「こどものこころ」を診ることができる医師はとても少ないと感じた私は、数年前から児童思春期のこころの勉強を始めました。今年4月から子ども専門の臨床心理士も揃えることができ、児童思春期の外来を開設致しております。
とはいえ、いずみクリニックは児童思春期に限定したクリニックではありません。地元に根付くクリニックとしてあらゆる年代に対応しています。子どもも成人もお年寄りも、男性女性も問わず、生きていくことに『悩み』はつきものです。仕事での悩み、家族や友人のこと、学校の問題、子育てや介護の不安、夫婦や親子の葛藤・・・など数え上げたらきりがありません。本心はつらいのに、誰にも相談できず一人で抱え込んではいませんか?動けなくなるまで我慢して頑張りすぎてはいませんか?心も身体も同様でこじらせないことが大切ですが、いつどの段階からでも、立ち直り、やり直すことができるのです。ひとりで悩まずまずは話してみませんか。
「いずみクリニック」が皆さんの『こころのかかりつけ医』となり、ほんのわずかでも皆さんの辛さを軽減するお手伝いができればと思っております。
なお1階の相談支援センター「つばめ」は当クリニックと同じ俊睿会の系列で、よろずの相談に乗りつつ今年夏より本格的に稼働する予定です。